「卵子の質」と「卵子の残り数(卵巣予備能)」という2つの軸で、年齢と妊娠率の関係を整理します。
医師解説年齢自然妊娠率
妊娠の成立には卵子の質(染色体の健全性)と卵子の残り数(卵巣予備能)の両方が関わります。 年齢が上がると平均的に質が低下し、同時に数も減るため、妊娠率は少しずつ下がります。 個人差が大きいため、AMHなどで「時間の余裕」を把握しておくことが実践的です。
日本産科婦人科学会「2023年 体外受精・胚移植等の臨床実施成績」年齢別指標から作図(定義:妊娠率=胚移植あたりの妊娠数、流産率=妊娠あたりの流産数)。
年齢は戦略の組み方に直結します。妊娠を急ぐ必要がある場合は、早めに検査を揃え、 タイミング法/人工授精/体外受精の移行ラインを短く設計します。
平均的には妊娠率が下がりやすくなりますが、個人差が大きいのも事実です。AMHや基礎検査で現状を確認しましょう。
可能性はありますが平均的には下がります。時間を意識し、早い段階で検査と計画を。
AMHは主に卵子の「数」の指標で、質(染色体の健全性)は年齢に依存します。両者を分けて考えることが大切です。
基礎検査(卵管通過性・排卵・精液検査)とAMHを揃え、治療の移行ラインを主治医と共有しましょう。