同じ年齢でも開始のベストタイミングは人によって異なります。
年齢だけに頼らず、AMH・実質不妊期間・ライフプランで立体的に判断しましょう。
医師解説AMHタイミング
妊娠には「質の良い卵子と精子」が必要です。集団としてみると卵子は年齢とともに減少し質も低下しますが、個人レベルでは卵子の残り数(卵巣予備能)には大きな個人差があります。卵子がなくなると自分の卵子での妊娠はできないため、AMHは「残り時間の指標」として重要です。人生の早い段階でAMH検査を受けて現状を知っておくと、妊活の計画が立てやすくなります。
同年齢でもAMHは大きくばらつきます。AMHが低い場合は妊娠可能な期間が短い可能性があるため、早い段階から卵子凍結や積極的に不妊治療を行う選択肢を検討します(詳しくは AMHとは? を参照)。
自然妊娠が成立しているカップルの多くは最初の6か月で妊娠します。6か月を超えて妊娠が成立していない場合は、年齢に関わらず不妊症スクリーニング検査(卵管通過性、排卵、精液検査など)を受けましょう。
自然妊娠率はおおむね32歳前後から緩やかに低下します。第二子・第三子を希望するご家庭では、出産間隔も見越し、早めに妊活・受診計画を立てておくと安心です。
自然妊娠に至る人の約80%は最初の6か月で妊娠し、後半の6か月(7〜12か月)では約10%しか妊娠に至りません。限られた時間を有効に使うため、妊娠しやすい期間に妊娠が得られなかった場合は積極的に検査と対策へ進むことをおすすめします。
妊娠を考え始めたら、不妊症専門クリニックでまず検査だけ受けておき、ご夫婦の計画に合わせて「自然に待つ期間」と「検査・治療へ進む時期」を決めていきましょう。
妊娠を考え始めたタイミングで一度。20代後半〜30代前半でも個人差が大きいため早めの把握が有用です。
避妊せず性生活があるのに妊娠していない期間のこと。目安は6か月超で検査受診。
自然妊娠率が緩やかに低下。第二子以降を希望する場合は計画的に検査・妊活を。
初期検査の段階で同時に。女性側だけで判断すると時間ロスになります。
最初の6か月で多くが妊娠。6か月を超えたら検査へ進むのが効率的です。